特定課題研究演習
「特定課題研究演習」は、指定された課題に基づいて「特定課題研究論文」を執筆する科目です。一般的に、大学院では「修士論文」の執筆が必修になりますが、本学では「特定課題研究論文」が「修士論文」に相当します。
指定課題
- 持続可能な社会の条件に関する考察
- 都市環境・地域環境における環境負荷低減のための地域社会特性や自然環境特性に応じたハード及びソフト対策について
- 事業所における環境マネジメントシステムの構想、構築、戦略システムとしての利用、新たな環境マネジメント手法等開発について
- 企業の製造部門等における環境負荷の定量化・軽減策及びエコプロダクツ、そこから派生するビジネスモデルの創出について
履修条件
スタディガイド(WBT「シラバス」内に掲載)で指定された期日までに以下の単位を修得、および「第1次研究計画書」を提出していること。
令和6年度以降入学生
「持続可能な発展研究1」および「環境経営論」の単位修得、ならびに履修前年度の指定された期日までに第1次研究計画書が提出されていることを条件とします。また、「地域環境マネジメント科目群」、「環境経営科目群」および「エコプロダクツ科目群」から特定課題研究の内容と関連する科目を履修していることが必要です。
令和5年度以前入学生
1年次開講の「環境アジェンダ研究」(2020年度をもって閉講)または「持続可能な発展研究1」および「環境経営論」の単位修得、ならびに履修前年度の指定された期日までに第1次研究計画書が提出されていることを条件とします。また、2年次開講科目の「地域環境マネジメント科目群」、「環境経営科目群」および「エコプロダクツ科目群」から特定課題研究の内容と関連する科目を履修していることが必要です。
履修の流れ
「特定課題研究演習」の履修には上記履修条件を満たすほか、履修前年度から「第1次研究計画書」提出の準備を行います。以下に大まかな流れを示しますが、必ず履修年度の「特定課題研究演習」のスタディガイド(WBT「シラバス」内に掲載)をご確認ください。
1年次 (履修前年度)
科目名:特定課題研究計画(単位非認定科目)
10月上旬 | 「特定課題研究演習」スタディガイド公開 |
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11月中旬 | 「第1次研究計画書」提出 |
12月中旬 | 指導教員通知または再提出通知(変更がある場合は再提出) |
2月上旬 | 指導教員決定 |
2月中旬 | 「特定課題研究演習」履修登録(学年更新)
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2年次 (履修年度)
科目名:特定課題研究演習
3~5月 | 第1回面接指導
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4月中旬 | 「第2次研究計画書」提出 |
7~8月 | 第2回面接指導
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8月上旬 | 「研究経過確認申請」提出 |
10~11月 | 第3回面接指導 |
12月上旬 | 「清書論文提出許可願」提出 |
12~1月 | 第4回面接指導 |
1月上旬 | 「清書論文」提出【原本郵送】 |
「清書論文提出届」提出 | |
1月下旬 ~2月上旬 | 公聴会・口述試問 |
2月上旬 | 成績通知 |
指導教員
2024(令和6)年度 指導教員
2024年4月現在
教員名 (五十音順) | 研究キーワード |
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明石 修 | 持続可能社会/低炭素社会/環境・エネルギー・経済統合評価モデル/環境システム学 |
伊尾木 慶子 | リモートセンシング |
磯部 孝行 | 建築構法/ライフサイクルアセスメント/資源循環 |
白井 信雄 | 環境政策/地域社会の構造的再生/ライフスタイル転換/トランジション・マネジメント/気候変動教育/カーボンゼロ社会のビジョン形成/再生可能エネルギーによる地域づくり/気候変動への適応策/持続可能な地域づくり/SDGsを活かす地域づくり/コミュニティ主導 |
白鳥 和彦 | 環境CSR経営/環境イノベーション/環境マーケティング |
髙橋 和枝 | 分析化学/合成化学/機能性高分子/環境材料学/環境影響評価 |
真名垣 聡 | 環境リスク制御・評価/環境影響評価/環境動態解析 |
三坂 育正 | 都市環境工学/ヒートアイランド/環境気象学/建築環境工学 |
村松 陸雄 | 未来の学び/越境論・異分野融合/環境心理学/行動科学 |