インタビュー
社会福祉の専門知識や経験をもっと学びたいと考え、大学進学を決意
人間科学科 社会福祉専攻
2022年3月卒業
堀口 勝雄さん Katsuo Horiguchi
鍼灸専門学校卒業後、訪問リハビリマッサージに従事。家族のケアを機に2020年専門学校にて介護福祉士資格を取得。社会福祉専攻に3年次編入し、社会福祉士資格を取得。
入学のきっかけ
家族のケアを行う中で、福祉に関するより専門的な知識を身につけたいと思うようになりました。まずは専門学校で実践的なケア技術を学び介護福祉士の資格を取得。その後、「相談援助についてもっと知りたい」という気持ちを満たすため、大学進学を決意しました。
武蔵野大学通信教育部を選んだのは、家族のケアと仕事に加えて学びの時間との両立が課題だった自分にとって自宅で効率的に学べるWBT(学修システム)に魅力を感じたから。専門学校時代の恩師から勧められたのも大きかったです。
実際に学んでみて
入学後は社会福祉士資格の取得に必要な科目を優先して選択。WBTのおかげで学修を快適に進めることができました。スクーリング科目を担当する先生方は現場経験が豊富な研究者であり教育者で、学生に対する真摯な思いが伝わってきました。また、クラスの仲間は年齢や勤務先が多様で、一緒に学ぶことで多くの刺激をいただけたことも印象に残っています。卒業と同時に社会福祉士の資格を取得。資格は学んだ証であり大きな自信になりました。家族のケアや心穏やかに生きるために活かしたいです。
私のオススメ科目
社会福祉実習指導1、3
社会福祉実習の前後に実施する科目です。実習前に社会福祉施設の利用者及び事業者、機関、団体、地域社会などについての基礎的知識を学び、実習後は実践から得た気づきを深く見つめ、言語化しました。
※現在の開講科目名は、ソーシャルワーク実習指導1、3
社会福祉実習
在学中一番楽しみにしていた科目で、実際の社会福祉施設で相談援助の現場実習を行いました。実習中は相談者のことや自分の発言、行動などを丁寧に省みる貴重な経験ができました。
※現在の開講科目名は、ソーシャルワーク実習2
相談援助の基盤と専門職
社会福祉士の業務である相談援助の基礎を学ぶ科目です。社会福祉士の役割、社会福祉の目的、相談援助の理念など基礎的な知識をWBTで効率良く学ぶことができました。
※現在の開講科目名は、ソーシャルワークの基盤と専門職1、2
学費について
これまでの貯蓄から学費を捻出しました。これまで鍼灸や介護福祉士の資格を取得してきましたが、社会福祉士の資格取得に際しては3年次編入の制度を利用でき、学費は割安だと感じました。