仏教学研究科
目的
仏教学専攻
仏教の歴史と思想を専門的に学び、自己および社会の持つ課題に対して仏教的にアプローチし、現代における仏教の意義を考究することで文化の興隆と深化に寄与できる研究者や宗教者及び職業人の育成を目的とします。
入学定員・収容定員
専攻 | 課程 | 入学定員 | 収容定員 |
---|---|---|---|
仏教学専攻 | 修士課程 | 20名 | 40名 |
修業年限と在学年限
専攻 | 課程 | 修業年限 | 在学年限 |
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仏教学専攻 | 修士課程 | 2年 | 6年 |
- 休学期間は、在学年限に算入しません。
- 休学期間は、通算して2年を超えることはできません。
修了要件
仏教学専攻
32単位以上(必修12単位/選択20単位以上)
2年以上在学し、「仏教史特講」、「仏教学特論」、選択科目20単位以上を含む28単位以上を修得し、かつ特定課題研究演習(4単位)の成果の審査および試験の合格が必要です。修了時には修士(仏教学)の学位が授与されます。
3つの教育方針
仏教学専攻
学位授与方針(ディプロマ・ポリシー)
仏教精神に則り学術の理論及び応用する能力を身につけていること。
仏教についての専門的知識を身につけていること。
仏教の人間観、死生観に基づいて、社会の様々な課題を解決できる能力を身につけていること。
人間と社会環境に関して幅広く理解できる能力を身につけていること。
人間の精神、思考の根源の上に立って人間関係の新しい構築や修復を図れる能力を身につけていること。
教育課程編成方針(カリキュラム・ポリシー)
- 必修科目として「仏教学特論」と「仏教史特講」を置くことで(2020年度入学生~)、本研究科のすべての学びの基礎となる仏教学と仏教史について学修することができる。
- インド、中国、東南アジア、日本の思想・文化をそれぞれ学修する選択科目を複数設けることで、各自の関心にしたがった多様な学びが可能となっている。
- 「真宗概論」「真宗史」「真宗学特講」「浄土教理史」「真宗文献講読」「浄土教特講」などの選択科目を置くことで、本学と関わりの深い浄土真宗について総合的・体系的に学ぶことができる。
- 「現代仏教特殊研究」「近代仏教特講」「ターミナルケア特論」などの選択科目を置くことで、仏教精神に基づく社会実践活動について学ぶことができる。
- 必修科目の「特定課題研究演習」を履修することで、「仏教における人間観」「仏教史における諸問題」「現代社会の諸問題と仏教」のいずれかのテーマのもとに、指導教員の指導のもとに、主体的な文献研究を適切に行うことができる。
入学者の受入方針(アドミッション・ポリシー)
仏教学専攻は、学位授与方針に記した内容を理解し、教育課程に積極的に取り組む姿勢を持ち、達成能力があり、自主的に時間管理ができ、社会に貢献する意欲を持った、以下のような社会人の学生を受け入れる。
- 仏教における人間観に関心のある者
- 仏教史における諸問題に関心のある者
- 現代社会の諸問題と仏教に関心のある者