インタビュー
働き方が変化するタイミングを活かして、憧れていた教員免許の取得に挑戦
教育学科 国語科専修
2024年3月卒業
田端 彩乃さん Ayano Tabata
大学卒業後、水産会社に入社。約4年間ベトナムに赴任し多岐にわたる業務に携わる。帰国後、国語科専修に2年次編入学し、育児・仕事と両立しながら教員免許取得をめざす。
入学のきっかけ
ベトナムで4年ほど働いた後、帰国して仕事以外の自由な時間が増えました。この時間を新しい情報や経験をインプットするために活かしたいと考えたのが進学のきっかけです。小学生の頃から書道を習っており、社会人になってからは仕事で海外の方と接する機会が多く、書道の教員免許を持っていることは日本文化を伝えるのに役立つと考え、取得をめざすことにしました。
武蔵野大学通信教育部を選んだのは、育児や仕事と両立しながら通信教育で学び、書道の教員免許を取得できる数少ない大学だったからです。
実際に学んでみて
10年ぶりの大学は新鮮で、土日のスクーリングやWBT(学修システム)による効率的な学び方を経験し、やる気さえあればいつでも学修できることを実感しています。また、仕事や年齢は違っても、同じ目標をめざす仲間に出会えたことも大きな収穫でした。書道展に一緒に出掛けるなど授業以外の時間の充実につながっています。現在の目標はまず教員免許の取得で、具体的な将来の展望は決まっていませんが、講師などで経験を積みながら指導者として力を鍛えていきたいと考えています。
私のオススメ科目
書道学特講I(書道漢字)、 書道学特講II(書道仮名)
高等学校書道科教諭を養成するための専門科目。I(書道漢字)ではさまざまな書風の楷書、行書の修得をめざし、II(書道仮名)では仮名の字形・線を体得していきます。スクーリングでの実践が楽しかったです。
日本文学史II(近・現代)
さまざまな作品の主題や表現に着目しながら、近・現代の日本文学史を理解していきます。有名なアニメ作品を解説するなどスクーリングの授業では楽しく学びながら物語を分析する力が身につきました。
発達心理学
子どもの発達に対する心理学的アプローチを理解し、教師に必要な発達心理学の基礎的知識などを習得する科目です。子育て中の自分にとってこの科目の知識は日常で役立つことが多かったです。
学費について
これまでの貯蓄を学費に充てました。武蔵野大学通信教育部は学費が安価のため負担感は少なく、金銭面でのやりくりは特に意識していません。