インタビュー
社会福祉士資格を取得し、医療ソーシャルワーカーとして退院後の社会復帰を支えたい
人間科学科 社会福祉専攻
2020年10月入学
井出 佳美さん Yoshimi Ide
服飾系専門学校を卒業後、インテリアグッズ製造販売会社に勤務。出産を機に退職するが、2008年から在宅医療を行う医院の医療事務として働き始める。社会福祉専攻に1年次入学。
入学の決め手
支援が必要な方々の役に立つために社会福祉士資格を取得したい。私の中に15年以上あり続けた想いです。きっかけは、家族ががんを患ったこと。治療後に学業や就業などで困難な状況にある方々と出会い、助けになりたいと考えていました。親の介護を経験し、想いはさらに強まり、子育てが落ち着いたタイミングで、仕事・介護と学びを両立できる武蔵野大学通信教育部に入学。リーズナブルな学費、土日中心のスクーリング、通信教育システム(WBT)など学びやすい環境が入学の決め手でした。
実際に学んでみて
通信教育でありながら出会いが多く、人と繋がる温かさを感じながら学べるのが、同学の魅力です。月1回開催される在学生同士の自主勉強会「MUSATSU(ムサツウ)」は、社会福祉士国家試験合格をめざす学生のための勉強会で、オンライン参加も可能。社会福祉の幅広い領域の学びを深めつつ、同じ志を持つ仲間とのネットワークを広げられるのも嬉しいです。国家資格取得後は医療ソーシャルワーカーとして働くことが目標。長期で入院するお子さんやご家族を支え、退院後の相談援助に携わりたいですね。
私のオススメ科目
社会福祉実習
高齢者のデイサービス施設での実習は、その方らしさを重視した支援とは何かを深く考える機会にもなりました。利用者の方やご家族、施設スタッフと過ごすことで、自分の価値観や考え方も大きく変わったと思います。
※現在の開講科目名は、ソーシャルワーク実習2
社会福祉演習1、2、3
相談援助の知識や技術の実践を通して修得します。授業の中では実習で出会った利用者の方の個別支援計画を実際に作成。利用者の方と交流を持ち、関係者と面談する中、利用者を理解して支援する重要性を学びました。
※現在の開講科目名は、ソーシャルワーク演習1、2、3
共生の原理(仏教縁起論)
共通科目のひとつ。ものの見方や考え方などを仏教の視点で学べ、個々の多様性を尊重しつつ、調和させることへの理解を深められました。社会福祉に携わる者としての心構えにも繋がり、視野を広げてくれた科目です。
学費について
リーズナブルな学費であることも、武蔵野大学通信教育部を選んだ理由です。アルバイトとして週2~3日働いている収入で支払える金額。自分の力で学んでいるという自信にもなりますね。