インタビュー
看護の知識と技術をさらに深め国際協力に関わりたい

看護学コース+心理学専攻
2016年3月修了
廣瀬 隆子さん Takako Hirose
看護学コース(科目等履修生)と心理学専攻3年次編入(正科生)に同時入学。心理学専攻は2017年3月卒業。
入学のきっかけ

看護専門学校を卒業後、看護師として医療現場に携わってきた私の生活は、結婚を機に大きく変化しました。夫は仕事の関係で主に開発途上国への海外赴任が多く、そのたびに私も帯同し日本と海外での生活を繰り返しながら現在に至っています。そうした流動的な暮らしを送りつつも、看護師を一生の職業として続けたいとの想いは強く、海外では無償ボランティアとして、また日本では週4日ほど病院に勤務して看護の仕事と向き合いながら、常に知識やスキルを蓄積していきたいと考えてきました。
様々な国で現地の人々と触れ合う中で人種、文化、習慣の違いを知るほどに、人間という存在や人生観などについて幅広く考察する機会を持ちたいと思うようになり、こうした数々の想いを実現するために、仕事を持ちながら大学で学ぶことを決意しました。しかし、日本と海外との出入りが激しい私にとって、日本の大学に通学しながら継続して学修するということは容易ではありません。そこで選択したのが通信制大学でした。
武蔵野大学通信教育部に決めたのは、看護学コースで学士取得を目指せること、心理学専攻に3年次編入学することによって興味深い分野である心理学も平行して学べること、そして再び海外赴任によって日本を離れることになっても、インターネット環境さえ整っていれば世界のどこででも継続した学修が可能である点などに大きな魅力を感じたからです。まさに、私の学びの意欲に応えてくれる大学だと直感し入学しました。
実際に学んでみて

通信教育で学ぶメリットは、やはり学修時間を自分のタイムスケジュールに合わせることができる点でしょうか。看護業務はミスが許されない仕事で、現場は緊張の連続。患者さんへの細やかな気遣いも必要ですし、非常にハードな仕事といっても過言ではないと思います。そうした仕事や家庭を持つ私にとっては、都合の良い時に学修可能であることや、レポートの提出や試験もインターネットで行えることは大変ありがたいです。
その反面、一人で学修しなければならない難しさも感じています。特に私の場合、看護学コースの科目等履修生であると同時に心理学専攻の正科生として新たに心理学という未知の学問分野にもチャレンジしていますので、学修内容を理解するまでにかなりの時間を費やし、レポート1本を作成するのも大変です。
しかし、そうした苦労があればこそ、「私は大学で学んでいるんだ」という実感が湧いてきます。メディア授業は丁寧でわかりやすい内容ですし、質問や疑問に答えてくださるチューター制度などサポートシステムも充実しているので心強いですね。また、スクーリングでは同じ志を持つ仲間たちとの交流があり、孤独感を忘れさせてくれます。「学びたかったのはこういうことだった。入学して良かった。」と思う毎日です。
私のオススメ科目
看護に関する科目は自分の専門分野ですので、いずれも日々の臨床現場で役立つことばかりですが、そればかりではなく、私にとって新鮮な刺激となりモチベーションアップに繋がっているのは、「人に教える・教育する」ということの大切さです。先生方の素晴らしい指導によって、私自身が大学で学ぶことの意義を理解し学ぶ楽しさを知ることが、ひいては看護教育の重要さを新たに実感することに繋がっています。
患者さんの心に寄り添える豊かな人間性や高度な専門技術・知識を併せ持つ看護師を目標として自分自身が成長していくことは当然ですが、やがてはそうした人材を育てられるような教育者を目指すことも大切な視点だということを思い知り、看護教育への関心がとても高まりました。
また、私の場合、併せて心理学を専攻していることも大変プラスになっています。学んでみると、看護と心理学はとても共通点が多く、特に「認知心理学」には興味を抱きました。心理学はとても奥深い分野ですので、これから学びを進めるほどに看護実践の上で大いに役立つ知識を修得できると思います。
私の学修方法
仕事や家庭と両立させていく上で、インターネットによるメディア授業はとても助かります。パソコン操作も簡単なので、全く戸惑うことはありません。
また、スクーリングに参加するには仕事を休む必要がありますが、その意義はとても大きいと思います。同じ看護職として活躍されている方々が多いので、看護現場の最新事情や情報が入手できますし、皆さんの熱い志に触れることもでき、自分も頑張らなくてはという「やる気スイッチ」をONにする効果も抜群です。私は、メディア授業とスクーリングをバランス良く履修するように心掛けています。
また、私の場合、できるだけ日常生活の中の「すきま時間」を利用していることが、学修の長続きに結びついているのかもしれません。例えば家事の合間のちょっとした時間や往復の通勤時間など。そのため、外出する時はいつでもテキストを持参するようにしています。
将来に向けて

元々、看護師としてJICAなどで国際貢献に努めたり、国際看護の分野で活躍したいと考えていました。今後も夫と共に海外赴任する機会がありますので、大きな目標としては開発途上国で国際協力に関われる看護職を目指しています。また、現在の学びを通じて新たに興味が湧いた「看護教育のスペシャリスト」という領域も視野に入れたいと考えています。
無事に大学を卒業し学士を取得できれば、チャレンジできる道も広がると思いますので、自分の可能性を信じて様々な分野に積極的に取り組みながら、キャリアアップを図っていきます。