インタビュー
社会福祉士資格を目指して3年次に編入。効率的な「学習計画モデル」を参考に、みごと国家試験に合格!
社会福祉専攻
2014年卒業
山内 絵理子さん Eriko Yamauchi
履修内容
- 相談援助の基盤と専門職[テスト]
- 地域福祉[テスト]
- 社会保障[テスト]
- 高齢者福祉と介護保険制度[テスト]
- 障害者福祉[テスト]
- 児童・家庭福祉[テスト]
プライベート
短大卒業後、旅行代理店に勤務。結婚退職して専業主婦に。母親の介護をきっかけに2010年にホームヘルパー2級を取得。社会福祉士を目指して2012年に武蔵野大学人間科学部人間科学科社会福祉専攻3年次に編入。2014年、社会福祉士国家試験に合格。同年卒業。
介護サービス全体をコーディネートできる立場へ。その想いを叶えるために、社会福祉士の資格取得を決意。
がんを患った母を在宅で看取って介護に興味を持ち、ホームヘルパー2級の資格を取得。パートとして介護老人福祉施設などで働いていました。それなりにやりがいはありましたが、しだいに介護サービス全体をコーディネートする立場になりたいと考えるようになって、社会福祉士の資格取得を決心。国家試験の受験資格が得られる大学の通信課程を調べました。
武蔵野大学を選択したのは、3年次に編入できることと、試験の合格率が高いことでしたが、学費が安かったことも主要な理由でした。
学習計画モデルを参考にスケジュールを立て、効率的な科目履修を心掛けました。
カリキュラムには社会福祉士国家試験の受験資格を満たす指定科目がすべて含まれています。また、どの順番で履修していけば効率的かという「学習計画モデル」も提示されるので、それを参考にしながらスケジュールを立てました。
とはいえ、教科書を読んでもすぐに理解できないことが少なくありません。特に法律や社会制度に関する科目は、馴染みの薄い専門用語が頻出して苦労しました。このため教科書を繰り返して読んだり、「エクササイズ」というWEB上の小テストに何度も挑戦して大切なポイントを掴むようにしました。
また、スクーリングでは同じ目標を持つ仲間と学習の進み具合を確認し合ったり、先生から貴重なアドバイスをいただけたことで、一人で学ぶことの不安感を払拭できました。
ハードな学習を乗り越えて、国家試験に合格。達成感で胸がいっぱいになりました。
一番大変だったのは「社会福祉実習」でした。クラスメートそれぞれが社会福祉関連施設で実務を経験する指定科目であり、私は地域包括支援センターに行きました。約3週間も実習が続くハードな内容でしたが、みんな同じ思いを味わったせいか、帰校日に教室で顔を合わせた時には自然に連帯感が生まれて、お互い励まし合ったりして何とか残りの実習をやり通すことができました。
この実習が10~11月にあり、社会福祉士試験は毎年1月に実施されるため、実習から試験までの2~3か月間は体力的にも精神的にもきつかったですね。その間は仕事も辞めて勉強に集中。それだけに、無事、合格できたときは達成感で胸がいっぱいになりました。