インタビュー
心から人に寄り添える社会福祉士になるため、 国家資格に挑戦しようと考えました
人間科学科 社会福祉専攻
2019年3月卒業
三浦 奈緒子さん Naoko Miura
大学卒業後、ITサービス企業、病院での勤務を経て、現在は介護老人保健施設で相談援助の業務に携わる。社会福祉士資格の取得を目指し、2017年4月、武蔵野大学 通信教育部に3年次編入学。
入学のきっかけ
大学を卒業後、ITサービス企業に就職。システムの保守・運営の仕事をしていましたが、祖母の死をきっかけに高齢者や病気を抱えた方の人生に寄り添うことができる相談援助の仕事をしたいと考えるようになりました。その後転職し、病院勤務と並行しながら社会福祉士資格の取得を目指し、武蔵野大学へ入学。同大学を選んだ理由は、学生数が多いことに加え、国家試験の合格率が高かったから。また、3年次編入により短期間で学ぶことができ、学費がリーズナブルであることも魅力に感じました。
学びを通して得たもの、そして今後の目標は?
「社会福祉演習」などの授業を通じて相談援助の仕事に必要な知識や技術の習得はもちろん、自分の価値観や思考のパターンなど自己覚知できるようになったのが大きな収穫でした。これまで自分が抱いていた劣等感やネガティブな気持ちをコントロールできるようになり、家族との喧嘩が減ったなど日頃の生活の中でも役立っていると感じています。4年次に入り、介護老人保健施設に勤務しながら学習を続けていますが、今後も武蔵野大学で学んだことを援助相談の現場で活かしていきたいと思っています。
私のオススメ科目
社会福祉演習1
相談援助の事例検討を行っていく実践的な内容の科目です。レポート作成を通じて、相談援助を行う自分の考え方、特徴を客観的に知ることができ、援助相手とのコミュニケーションに役立ちました。
社会福祉演習2
病院で働くソーシャルワーカー役などロールプレイを用いて、対人関係を形成する基本的な相談援助技術を体験的に学習。また、地域を基盤とした支援と開発方法について事例をもとに学ぶこともできました。
相談援助の理論と方法
ソーシャルワーカーの行う業務内容や相談援助についての理論およびその具体的な方法について学び、社会福祉士として必要な相談援助の理論と方法を知識として修得する科目です。
お金のやりくり法
学費はリーズナブルでしたが、参考図書を通読する際は図書館を利用したり、ECサイトの学割制度を使って購入するなど、割安になるよう心掛けました。