インタビュー
福祉事業グループ会社の責任ある立場として、社会福祉の専門知識を学ぶため進学を決意
人間科学科 社会福祉専攻
2015年3月卒業
村上 義孝さん Yoshitaka Murakami
あいリレー福祉事業グループ代表取締役。ショートステイなど地域のための福祉事業を展開。社会福祉士の資格取得を目指し、2014年4月、武蔵野大学 通信教育部に4年次編入学。2015年3月卒業。
入学のきっかけ
20代の頃より福祉事業グループ企業の代表取締役として、経営と生活相談の業務に携わってきました。現場経験は長年積んできたものの、企業の責任者として福祉に関する専門的な知識を身につけておくべきだと考え、社会福祉士資格取得を目指して学習をスタートしました。働きながら、短期間で学びたいと思っていた私が選択したのは、武蔵野大学の通信教育課程。4年次に編入できることと、国家試験の合格率が高いことに加えて、スクーリング時に訪れるキャンパスの環境の快適さも理由でした。
学びを通して得たもの、そして今後の目標は?
WBTというネットを介した学習システムは、都合の良い時間に学ぶことができます。仕事で関わりがある高齢者福祉などの領域の科目からまず選択したなど、自分のペースで学習できたのも良かったです。また、スクーリングはいつも楽しみにしていたほどで、仲間たちと自主的な勉強会や先輩から様々な情報交換もできました。1年の学習期間を経て、念願の社会福祉士資格を取得。今後は日本の高齢者福祉事業だけではなく、中南米の日系人の高齢化問題など世界へ広く目を向けていきたいと思っています。
私のオススメ科目
社会福祉演習1~3
生講義と実技でじっくりと学ぶことができた演習科目です。対人関係を形成する基本的なコミュニケーション技術・面接技術など相談援助技術を、ロールプレイなどを用いて具体的に体験的に学習していきました。
司法福祉
更生保護や矯正分野での社会福祉士の役割などについて修得する科目です。高齢者福祉を専門としてきた私にとって新鮮な内容でした。集中スクーリングによる受講で仲間たちとの学び合いも刺激的でした。
相談援助の理論と方法
これまで福祉に関する専門的な講義を受けたことがない私にとって、相談援助に関わる基礎を修得できた科目です。ソーシャルワーカーが行う相談援助についての理論及びその具体的な方法について学ぶことができます。
お金のやりくり法
学費は元々割安だと感じていましたが、社会福祉施設に勤務している人が対象となる「施設長推薦制度」を活用し、授業料を2万円減免できました。