インタビュー
心理学を体系的に学ぶために編入学。看護師の職務にも役立つ知識を習得。
心理学専攻
2014年卒業
板橋 悦子さん Etsuko Itabashi
履修内容
- 臨床心理学 [テスト]
- 社会心理学 [テスト]
- 認知心理学[レポート]
- 教育心理学(T)[テスト]
- パーソナリティ心理学 [テスト]
プライベート
看護助産専門学校を卒業後、助産師、看護師として勤務。都内の私立病院で副看護部長を務めるかたわら、2012年に武蔵野大学人間科学部人間科学科心理学専攻3年次に編入。2014年卒業。
インターネットを活用した独自の学習システムに、これならやれそうだと判断しました。
助産師や看護師として経験を積んできましたが、40歳を越えた頃に精神的に疲れてしまい、自分自身を癒やすためにアロマテラピーや催眠療法等を習いに民間スクールに通ったことがあります。それらのカリキュラムに心理学が含まれていて興味を感じたのですが、ほんの一部でしたから、もっと体系的に学んでみたいと思って武蔵野大学の通信教育を選びました。
実は20年ほど前に、別の大学の通信教育にチャレンジしたことがありましたが、しだいに意欲を失ってドロップアウトしてしまったのです。ですから通信への苦手意識がありました。武蔵野大学ではインターネットを活用していて、疑問・質問の応答がすばやく、エクササイズ(WEB上の小テスト)など便利なシステムが構築されているので、これならやれそうだと判断しました。
患者をケアする上で役立つだけでなく、後輩の育成という面でも示唆に富んだ授業でした。
特に興味深いと感じた科目は「心理学実験実習」「産業・組織心理学」「キャリア・マネジメント論」です。「心理学実験実習」は自分で実験し、心理を科学的に分析する過程が面白かったです。
「産業・組織心理学」と「キャリア・マネジメント論」は仕事に直結する内容になりました。病院では副看護部長という管理職に就いており、後輩へ指導することも多いからです。将来を悩んでいる若い看護師にライフプランを通してどのようにキャリアを積んでいけばいいかなど、より具体的にアドバイスできるようになりました。
明確な締め切りを設定して課題に取り組むなど、徹底した時間管理を心掛けることが大切だと思います。
2年間で卒業することができましたが、通信だからこそ「この期間で終わらせる」という明確な締め切りを作ることが大事ですね。私の場合は、勤務日は勉強をしないで、休日に集中するようにしました。連休が取れるときは1日に10時間以上は机に向かっていたと思います。また、レポートが戻ってきたときに書き添えられている担当教授の講評がとても丁寧で、それも励みになりました。