インタビュー
心理学の知識を活かした犯罪被害者支援を通じ、人々の心の拠り所をつくっていきたい
人間科学科 心理学専攻
2018年3月卒業
宮崎 史枝さん Fumie Miyazaki
税理士事務所に勤務し、監査担当として中小企業の税務・会計業務に携わりながら、武蔵野大学通信教育部人間科学科にて心理学を学ぶ。2018年3月卒業後、武蔵野大学大学院通信教育部へ進学。
武蔵野大学へ入学した動機は?
小学生の頃から心理学に興味を持っていて、いずれ児童虐待の防止や子育て支援などの活動に携わりたいと思っていました。そのためには体系的な心理学の知見が必要だと考え、子育てが終わったタイミングで進学を決意。説明会に参加した際、親切な対応が印象的で、また、発達心理学やパーソナリティ心理学といった自分の学びたい領域のカリキュラムが充実していることやリーズナブルな学費に魅力を感じ、武蔵野大学通信教育部人間科学科を選択しました。
学びを通して得たもの、そして今後の目標は?
WBTで学ぶ科目もスクーリングの授業もすべて楽しく、自分の知らないことの多さに気づかされました。学問を修めるために欠かせない、エビデンスに基づいて考える姿勢が身についたのも大きな収穫でした。卒業と同時に認定心理士の申請資格を取得。犯罪心理学の科目履修をきっかけに、被害者支援の活動に参加するようになりました。現在はより専門的に心理学を学ぶために、大学院通信教育部へ進学。海外の知見にも触れる必要性を感じ、英語力のスキルアップにも取り組んでいます。
私のオススメ科目
心理学実験実習1、2
「実験とはどういうものか?」というところから、科学的な研究手法の基本を学ぶことができました。研究結果をまとめる際の作法や倫理面での配慮などについて、スクーリングの授業で指導を受けることができました。
カウンセリング論
臨床心理学的な援助の実際として、カウンセリングをどのように行うかが分かる科目です。カウンセリングと相談の違いなど、カウンセリングの基礎から習得することができました。
犯罪心理学
犯罪の病理や司法における精神医学と心理学の役割について加害者・被害者両方の側面から学びます。実際に起きた事件を題材にしてグループで討論するなど、非常に考えさせられる科目でした。
お金のやりくり法
学費は自分の貯金から工面しました。通信教育部の学費は安く、テキスト代も含まれているので、経済的な負担をあまり感じませんでした。