産業カウンセラー
産業カウンセラーとは
産業カウンセラーとは、働く人たちや組織が抱える問題を自ら解決できるよう、心理的な手法を用いて支援するカウンセラーです。
その活動は多岐にわたり、産業、労働現場に通じたプロフェッショナルな支援者として、国や自治体、企業等から専門的な役割を期待されています。ハラスメント、メンタル不調、人間関係や職場環境に関する問題の解決が喫緊の課題となっている今、その活動がますます求められています。
また、産業カウンセラー養成講座で学ぶカウンセリングの基本スキルである「傾聴」は、ビジネスはもとより「人」と接するあらゆる場面や日常で広く必要とされるスキルです。
詳しくは日本産業カウンセラー協会のホームページをご確認ください。
受験資格取得に必要な条件と科目
受験資格(条件)
産業カウンセラーを目指す満20歳以上の方で、本学の特別講座である「産業カウンセラー養成講座※」で下記の必要科目①②と、本学の開講科目で③を修得することで、産業カウンセラー試験の受験資格を得ることができます。
※ 本学通信教育部の心理学専攻にご入学後、「産業カウンセラー養成講座」の申込期間にご自身でお申し込みください。 心理学専攻必要科目
① 面接の体験学習 | 15日間で104時間 ※90時間以上出席すること |
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② 課題学習(面接の体験学修に関する6課題) | 28時間相当 |
③ 理論科目 | 12科目38単位 |
毎年1月と6月に実施する「産業カウンセラー試験(学科試験・実技試験)」はお住まいの地域の試験会場に、各自でエントリーしてください。
武蔵野大学特別講座 「産業カウンセラー養成講座」について
本学の特別講座である「産業カウンセラー養成講座」は、年度によっては開催を見送る場合もございます。あらかじめご了承ください。開催決定次第WBTでご案内いたしますので、最新の情報については必ずWBTでご確認ください。
申込期間
2024年8月上旬 ~ 2024年10月末
受講期間
2024年12月上旬 ~ 2025年3月中旬
受講料
250,000円程度
修了条件
- 面接の体験学習104時間中90時間以上出席すること。
面接の体験学習にやむを得ず14時間を超えて欠席した場合には、24時間を限度に補講を受けることができます。補講料は6時間あたり11,000円(税込)です。 - 面接の体験学習に関する課題学習6課題を提出し、評価対象となる4課題について「A、B、C、D」4段階評価においてAまたはBの評価を受けること(2課題は評価対象外)。
武蔵野大学開講科目による「理論科目」の代替について
産業カウンセラー資格取得には協会の定める「理論科目」の受講が必要ですが、下記に記す本学の科目の単位(12科目38単位)を取得することで「理論科目」の科目に充当することができます。
2024年1月時点の予定であり、変更になる場合があります。