通信制大学が拓く、看護師キャリアの未来
2025年12月10日、横浜中央看護専門学校にて、3年生約60名を対象とした進学説明会を実施しました。
これは、卒業後のキャリアデザインをイメージする授業の一環として行われたもので、本学の教員が登壇し、通信制大学を活用した学位取得の具体的な方法を紹介しました。同校の学生は、将来のキャリアパスを具体的に描こうと、教員の問いかけに真剣な眼差しで応じ、本学が提示する最短1年での学士取得戦略について熱心に聴講する様子が見られました。
本学と横浜中央看護専門学校は、教育活動における相互協力を目的とした連携協定を締結しており、学生のキャリアデザイン支援において協力体制を構築しています。

学士取得で広がるキャリアの可能性
今日の日本の看護師キャリアは、超高齢社会を背景に「高度化」と「多様化」が加速しており、学士(大卒)資格は、『 将来の可能性を広げるためのパスポート 』となりつつあります。現場での臨床経験が豊富な専門学校卒業生が学士を取得することで、『 キャリアの選択肢を大きく広げる 』ことが可能になります。
- 管理職への昇進・給与面での優位性:
大規模病院の看護部長や師長などの管理職ポストでは、「大卒以上」の学歴要件が求められるケースが増加しています。学士号は、管理職候補として組織に認識されるための第一歩となります。 - 活躍のフィールドの拡大:
大学卒の学術的背景は、看護系大学・専門学校の教員、企業・産業看護師、行政の公務員看護師など、病院外のキャリアチェンジの機会を飛躍的に増加させます。 - 高度な専門資格への挑戦権:
看護師のキャリアの頂点の一つである専門看護師(CNS)は、取得に大学院修士課程の修了が必須です。大卒資格(学士)は、その大学院への入学資格となります。 - 海外で看護師のキャリアを築く:
アメリカ、カナダ、オーストラリアなどで正看護師(RN)を目指す場合、学士(看護学)の取得が求められます。海外での勤務は、単に職場が変わるだけでなく、人生観、給与、ワークライフバランスなど、すべてにおいて大きな変化をもたらします。
働きながら最短1年で学位取得を目指す武蔵野大学の2大ルート
武蔵野大学通信教育部では、3年制の看護系専門学校を卒業された方を対象に、現場での仕事を中断することなく「大卒資格」や「学士(看護学)」を取得するための学びを提供しています。
| 学位取得ルート | 取得できる学位 | 特徴と展望 |
|---|---|---|
| [専門性の深化] 看護学コース |
学士(看護学)申請資格 | 大学改革支援・学位授与機構を利用し、最短1年間で申請資格を取得。看護専門職としての学術的キャリアの最短ルートです。 |
| [キャリアの多様化] 心理学専攻 |
学士(人間学) | 4年次編入学により、最短1年間で卒業し大卒資格を取得できます。心理学専攻なら、看護に役立つ心理学の専門知識や技術を学び、認定心理士などの資格取得を目指せます。 |
さらに、最短1年間で「大卒資格(学士(人間学))」と「学士(看護学)の学位申請資格」のW取得を目指す同時入学プランも用意されており、キャリアの「多様化」と「深化」を同時に追求できます。

2025年度新設! 学位申請を成功に導く独自の必勝サポート
特に「学士(看護学)」の取得を目指す際に重要なのが、大学改革支援・学位授与機構へ提出する「学修成果レポートの執筆」です。武蔵野大学通信教育部では、この最大の難関を突破するための『 学位取得支援講座 』を2025年度に新設しました。
- 専門講師による集中指導:
看護教育の現場を知り尽くした看護学博士である専門講師が、レポートのテーマ設定から構成、仕上げまで集中的に指導します。 - 安心の個別・オンラインサポート:
オンライン対策セミナー(全4回)の録画配信や、講師とのZoomによるマンツーマンの個別相談(30分×2回)が用意されており、忙しい看護職の方でも安心して学修を継続できます。
この支援講座は、学位取得の目標達成を強力にナビゲートする武蔵野大学独自の必勝ルートです。

あなたの学びを武蔵野大学が支えます
武蔵野大学は、オンライン大学教育の先駆けとして20年以上の豊富な蓄積があり、WBT(通信教育システム)やMU-PLAN(学修管理システム)、新たなバーチャルキャンパス「縁(えん)バースキャンパス」を活用し、いつでもどこでも学べる環境を提供しています。
キャリアの選択肢を広げ、次のステップに進みたいとお考えの3年制専門学校ご卒業の方、またはご卒業予定の方は、ぜひ武蔵野大学通信教育事務課にご相談ください。





